カテゴリー別アーカイブ: D-TaCからの呼びかけ

「君が代」指導について、大阪市教委との「協議」報告

「君が代」指導…国旗国歌法制定時の政府解釈とともに、戦前の歴史的事実についても「歌詞や扱いの変遷を丁寧に説明する必要がある」

D-TaCと「日の丸・君が代」強制反対大阪ネットは、3月9日、大阪市教委と「君が代」指導のあり方にかかわる「協議」を持ちました。急な呼びかけにも関わらず、15人の方に参加いただきました。市教委の方は、この問題の担当の指導部中学校教育担当N指導主事でした。卒業式を前にして、「君が代」指導を少しでも人権が尊重されるものに変革するために開催したものです。この報告が、今後の「君が代」指導に活かされることを希望します。

<3.9「協議」に至る経過>

私たちは、本年1月20日付で「『君が代』指導についての質問」を大阪市教委に提出し、3月6日付で「回答」を受け取りました。(大阪市教委ホームページに掲載)http://www.city.osaka.lg.jp/templates/dantaikyogi/kyoiku/0000393055.html

私たちは、3月8日、「3月9日『協議』に向けた質問」を提出し、その質問への回答から「協議」を始めました。

<「協議」の焦点と確認事項>

私たちは、「回答」に、「教育委員会といたしましては、歌詞の意味を示す立場にありません」という表現があることに対し、3月8日付「質問」で、1999年9月17日付文科省初等中等教育局長通知を根拠に、学校に対して歌詞の意味を明示する責任を指摘していました。「協議」の中で、市教委担当者は、1999年文科省通知は今も生きて、国旗国歌法制定時の政府の「君が代」の歌詞の解釈をもとにした指導の責任があること、その際、政府による現在の「君が代」の歌詞解釈に留まらず、戦前、国歌として扱われた「君が代」の歌詞の意味、扱われ方についての歴史的事実を伝える必要があることを認識しているとのことでした。「君が代」斉唱が「思想・良心の自由」にかかわる問題になる根拠としての歴史的事実=「かつて『君が代』が、神聖にして侵すべからざる存在=現人神である天皇の治世の永遠を願う歌として臣民・少国民に斉唱させ、胆のうのために命を捨てさせる教育の重要な要素であったという歴史的事実」について、「認識している」との表明もありました。

「児童・生徒の多くが『君が代』の意味を知らないまま歌っている」という私たちの指摘については、市教委として実態をつかんでいないということでしたが、もしそういう実態があるならば是正されなければならないという認識が表明されました。

市教委は、「君が代」斉唱が嫌だと意思表示する児童・生徒に対しては、その気持ちに寄り添って対応することを明らかにしていますが、私たちは、斉唱を呼びかける際にも、最終的にどんな態度をとるかは、自分たち一人ひとりの問題であると伝えてほしいと要請しました。それについては、検討課題であり、どんな指導内容にするかも市教委としては今後の検討課題ということですが、私たちが提起した児童・生徒に伝えるべき事項については、内容的には市教委はほとんど認めたと思います。

児童・生徒に何も説明しないまま「しっかり歌え」と強制することは、「調教教育」であり、瑞穂の国記念小學院への道です。すぐにでも是正されなければなりません。私たちが今年の卒業式に向けて提起した、少なくとも説明しておくべき内容(例)について、再度、記しておきます。各学校で、ぜひ、児童・生徒の人権に配慮した卒業式指導への改善がなされるよう希望しています。

<少なくとも学校が伝えるべき内容の例>

(1)「君が代」の歌詞の意味

☆ 「君が代」の歌詞はもともと和歌

「君が代」の歌詞はもともと平安時代にできた和歌で、「あなたの寿命が 千年も 万年も 小石が大岩になって 苔がはえるほど長く続きますように」という長寿を願う和歌だったと考えられています。「君」は天皇に限らず目上の人を指していたと考えられていて、江戸時代には、いろいろなめでたい席で歌われていました。

☆ 国歌としての扱いをされるようになった明治時代以降の「君が代」

明治時代になって曲がつけられ、国歌として扱われるようになりました。「君」は天皇であるとして、大日本帝国憲法下の修身の教科書では「天皇陛下のお治めになる御代は、千年も萬年もつづいておさかえになりますやうに」という意味だと説明されていました。当時は、天皇のために命を棒げる教育が行われており、「君が代」斉唱は、その中で重要な役割を果たしていました。

☆ 1999年に国旗国歌法ができたときの「君が代」の歌詞の意味についての政府説明

1999年8月、国旗国歌法が制定されました。そのとき、政府は、現在の日本国憲法下での「君が代」の歌詞の解釈を次のように示しました。「日本国憲法下にあっては、国歌君が代の『君』は、日本国及び日本国民統合の象徴であり、その地位が主権の存する日本国民の総意に基づく天皇のことを指しており、君が代とは、日本国民の総意に基づき、天皇を日本国及び日本国民統合の象徴とする我が国のことであり、君が代の歌詞も、そうした我が国の末永い繁栄と平和を祈念したものと解することが適当」というものです。

(2)卒業式・入学式に国歌「君が代」斉唱が位置づけられている理由

文部科学省が定めている学習指導要領には「入学式や卒業式などにおいては、その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するよう指導するものとする」と規定されています。それは、「国際的な交流が進む中で、日本人としての自覚を養い、国を愛する心を育てることが大切」「国旗・国歌に対する正しい認識を持ち、それらを尊重する態度を育てることが、国際社会において尊敬され、信頼される日本人となるために必要」「卒業式や入学式は、国家への所属感を深めるためにいい機会」とする認識から定められているということです。

(3)児童・生徒のみなさんへの呼びかけ

入学式・卒業式の式次第には、国歌斉唱があります。学校は、みなさんに、国歌「君が代」をしっかり歌いましょうと呼びかけています。しかし、どのように参加するかは、みなさん方一人一人の問題です。しっかり考えた上でとった態度に対しては、そのことを理由に責められるということはありません。それぞれが自分の考えを深めていってください。

【教職員のみなさんへ】「君が代」指導の改善を お願いします

D-TaCから大阪市立の小中学校422校に、下記の内容をに発信しました。

また、大阪市教育委員会に対してこちらの「質問書」を提出しました。


大阪市立学校教職員の皆さんへ
                             2017122


                        Democracy for Teachers and Children
                   ~「君が代」処分撤回!松田さんとともに ~ 略称 D-TaC)
           「日の丸・君が代」強制反対・不起立処分を撤回させる大阪ネットワーク

 

 私たちは、これまで、「君が代」起立斉唱職務命令指示の教育長通知等についての大阪市教育委員会との「協議」について紹介・報告するメールを何度か送らせていただいた市民団体、D-TaCと「日の丸・君が代」強制反対大阪ネットです。卒業式が近づいてきましたので、「君が代」を歌いたくない生徒への対応についての大阪市教育委員会見解(20161222日大阪市教育委員会ホームページアップ)を踏まえた「君が代」指導の改善をお願いしたいと考えてこのメールを送らせてもらっています。

 「君が代」を歌いたくない生徒への対応についての大阪市教育委員会見解
http://www.city.osaka.lg.jp/templates/dantaikyogi/kyoiku/0000384752.html
(大阪市教育委員会組織情報・団体等との交渉状況各種団体との協議など団体との協議等の実施状況一覧(教育委員会事務局)→2016年度→D-TaC、「日の丸・君が代」強制反対・不起立処分を撤回させる大阪ネットワーク)

 2016126日付の私たちの要請書は、これまでの「協議」経過等を示して、「君が代」を歌いたくないと意思表明した児童・生徒への対応についての大阪市教育委員会の現在の見解を、文書で回答し、明示することを求めたものです。それに対する大阪市教育委員会の文書回答が以下です。

 「国歌の指導は、学習指導要領に則って取り組む教育活動の一つです。国歌の指導に関して、教育活動の一部または全部に参加できない意思を示す児童・生徒がいた場合、その思いを尊重するとともに、指導にあたっては、児童・生徒の実態をふまえながら、参加のあり方について、当該児童・生徒の気持ちに寄り添った丁寧な対応を心がけることが大切であると考えています。」

  この回答は、「君が代」斉唱が、児童・生徒の思想・良心の自由にかかわる問題であるとの認識に立ったものです。この回答の認識に立つならば、「君が代」指導の過程自身が児童・生徒の人権を尊重したものでなくてはなりません。「君が代」斉唱がいやだという児童・生徒が現れて初めて、指導のしかたが問題になるというのではないということです。「君が代」の扱いや歌詞の意味の変遷等について何も教えられないまま、「国歌は大切」「日本の国歌は『君が代』」「国歌『君が代』をしっかり歌おう」ということしか聞かされずに、「君が代」の意味さえ知らないまま、児童・生徒が起立・斉唱させられている現在の多くの学校の「君が代」指導のあり方は見直されなければなりません。必要な情報をきちんと届け、それに対してどういう態度をとるかは、各自が判断することだという立場での「指導」でなければならないと思います。
 以下に、少なくとも、学校が伝えるべき内容、現在の枠組みの中でも伝えることができる内容の例を示します。参考にしていただき、是非とも「君が代」指導の改善をお願いしたいと思います。

 


 

<少なくとも学校が伝えるべき内容の例>

 1)「君が代」の歌詞の意味

 「君が代」の歌詞はもともと和歌
 「君が代」の歌詞はもともと平安時代にできた和歌で、「あなたの寿命が 千年も 万年も 小石が大岩になって 苔がはえるほど長く続きますように」という長寿を願う和歌だったと考えられています。「君」は天皇に限らず目上の人を指していたと考えられていて、江戸時代には、いろいろなめでたい席で歌われていました。

  国歌としての扱いをされるようになった明治時代以降の「君が代」
 明治時代になって曲がつけられ、国歌として扱われるようになりました。「君」は天皇であるとして、大日本帝国憲法下の修身の教科書では「天皇陛下のお治めになる御代は、千年も萬年もつづいておさかえになりますやうに」という意味だと説明されていました。当時は、天皇のために命を棒げる教育が行われており、「君が代」斉唱は、その中で重要な役割を果たしていました。

  1999年に国旗国歌法ができたときの「君が代」の歌詞の意味についての政府説明
 19998月、国旗国歌法が制定されました。そのとき、政府は、現在の日本国憲法下での「君が代」の歌詞の解釈を次のように示しました。
「日本国憲法下にあっては、国歌君が代の『君』は、日本国及び日本国民統合の象徴であり、その地位が主権の存する日本国民の総意に基づく天皇のことを指しており、君が代とは、日本国民の総意に基づき、天皇を日本国及び日本国民統合の象徴とする我が国のことであり、君が代の歌詞も、そうした我が国の末永い繁栄と平和を祈念したものと解することが適当」というものです。

 2)卒業式・入学式に国歌「君が代」斉唱が位置づけられている理由
 文部科学省が定めている学習指導要領には「入学式や卒業式などにおいては、その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するよう指導するものとする」と規定されています。それは、「国際的な交流が進む中で、日本人としての自覚を養い、国を愛する心を育てることが大切」「国旗・国歌に対する正しい認識を持ち、それらを尊重する態度を育てることが、国際社会において尊敬され、信頼される日本人となるために必要」「卒業式や入学式は、国家への所属感を深めるためにいい機会」とする認識から定められているということです。

 3)児童・生徒のみなさんへの呼びかけ
 入学式・卒業式の式次第には、国歌斉唱があります。学校は、みなさんに、国歌「君が代」をしっかり歌いましょうと呼びかけています。しかし、どのように参加するかは、みなさん方一人一人の問題です。しっかり考えた上でとった態度に対しては、そのことを理由に責められるということはありません。それぞれが自分の考えを深めていってください。


以上

「児童・生徒の 気持ちに寄り添った丁寧な対応を」~大阪市教委の見解

大阪市教育委員会が、「君が代」斉唱にかかわって子どもの「思想・良心の自由」を認める回答をおこない、大阪市教育委員会ホームページにアップされました。

http://www.city.osaka.lg.jp/templates/dantaikyogi/kyoiku/0000384872.html

◆要請事項
「君が代」の意味や扱いの変遷、それが社会にもたらした影響等を知り、歌いたくないと意思表明した児童・生徒にはどう対応すべきと考えておられますか。

◆回答
国歌の指導は、学習要領に則って取り組む教育活動の一つです。
国歌の指導に関して、教育活動の一部または全部に参加できない意思を示す児童・生徒がいた場合、その思いを尊重するともに、指導にあっては、児童・生徒の実態をふまえながら、参加のあり方について、当該児童・生徒の気持ちに寄り添った丁寧な対応を心がけること大切であると考えています。

この回答からすると、「君が代」の意味も教えず、とにかく歌えと子どもたちに起立斉唱を強制する、多くの学校で行われている「指導」方法は抜本的に見直されなければなりません。「君が代」の扱いや意味の変遷にかかわる事実をきちんと伝え、どのような態度をとるかは、児童・生徒自身が決めることという立場での指導へと転換すべきです。

D-TaC学習交流のつどいにご参加を

知っていますか?教師が子どもたちを戦場に送った歴史を。
今その歴史が繰り返されようとしています。

あなたが子どもたちを戦場に送らないために何ができるか?ともに考えませんか?

12/23学習交流の集い

■日時:12月23日(金)18:30~
■場所:エルおおさか南館72
■講演:黒田伊彦さん(元府立学校教員)
「私の体験した戦中教育と戦後の転換」

チラシのダウンロードはコチラ(オモテウラ


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【報告】D-TaC2年目ステップ集会

7.13D-TaC2年目ステップ集会
50人の参加で、「君が代」強制反対の今後の取り組みを確認!
私(松田)は、1職員の立場から大阪市教委の責任を追及します

松田幹雄(「君が代」不起立処分取消大阪市人事委員会申立人・グループZAZA)

(このページのダウンロードはコチラ

7月13日夜、天満橋のエルおおさかで行われた「松田さんの『君が代』不起立処分撤回 D-TaC結成1周年 2年目ステップ集会」には、50人の方に参加いただき、ともに、松田不起立処分撤回・「君が代」強制反対の闘いの方針を確認することができました。

集会では、私の人事委員会審査請求の代理人弁護士代表で、戦争法違憲訴訟弁護団長である冠木克彦弁護士から、『「戦争法」と日の丸・君が代闘争』の演題で講演がありました。参院選改憲派3分の2という改憲加速の情勢の中で、「戦争と平和」「天皇制」をめぐる問題を中心に情報統制が強化され、仕事を離れた場でも一個人としての意見表明を認めない「身分支配」のような抑圧が強まっていることが指摘されました。運動の進め方としては、自民党の側からの社会変革である改憲に対して、私たちの側からの社会変革運動の中に位置づけた改憲反対運動が問われているとの提起がありました。具体的には、アメリカで、かつてのティーチインのような取り組みが再開されていることが紹介され、憲法カフェ等の小グループでの対話活動を進めていこうという提起でした。「日の丸・君が代」強制をめぐる課題でも、タブーを破る権利闘争をつくり出すことをめざして、職場に対話の輪を広げていくことが重要だと感じました。

また、様々な方から連帯アピールを受けました。互いに認め合い支え合う街づくりをめざす活動をともにしている方、放射能安全神話の学校教育への持ち込みを許さないための活動をともにしている方、教育の管理統制を不登校の子どもたちにまで広げようとする動きに反対している方、橋下・維新の職員支配に抵抗してともに闘っている入れ墨調査拒否処分撤回人事委員会闘争原告の方、共に闘ってきた「日の丸・君が代」強制反対大阪ネットの方、そして私も一員である不起立処分撤回を闘う当事者グループZAZAの方々です。

D-TaC世話人から、1年間の活動報告と2年目の活動目標案の提案があり、質疑・意見交流の上で、参加者全員で確認しました。今後の取り組みは以下です。

1.大阪市教委に4月4日の「修正回答」内容を各学校に周知することを要求する。
2.市教委に、2014年度末に市立N中学校で指導された「国旗・国歌」の学習教材に関して、「全体のトーンががふさわしくない」と市民回答したことを撤回させる。
3.市教委に、松田さんの懲戒「戒告」処分を撤回することを要求する。
4.大森不二夫・前教育委員長の、4月15日付「市(長)特別顧問」就任に反対し、吉村・大阪市長に直ちに解任を求める運動に、他団体と協力して取り組む。
5.これらの活動に広く参加を呼びかけ、現在の会員を2倍に増やす。

これらの活動方針を受け、私は、大阪市立学校の1職員として、「君が代」を生徒に強制する立場に立たされていることを問題にしていきたいと思っています。
大阪市教委が卒業式前に出している教育長通知の中には、「これまでも…『卒業式及び入学式においては、ピアノまたは吹奏楽による伴奏で、しっかりと国歌が斉唱できるよう指導する』…等について、各校園に通知してきたところであり」とあります。私たちは、大阪市教委から、生徒に対して「しっかりと国歌が斉唱できるよう指導する」ことを指示されているわけですが、「どう指導すべきか」ということについて一度も説明されたことがありません。教育センターでは数多くの研修会がひっきりなしに開かれているのに、国歌「君が代」指導については一度の研修会も開かれたことがありません。発令式で歌わせている新採用の人に対しても、歌詞の説明すらしていません。国歌「君が代」の斉唱であるにも関わらず、市教委がいつも持ち出す「学習指導要領」には、「国歌」一般の意義等については書いていますが、「君が代」については、何も書いていません。「何の説明もなしに、どうして斉唱『指導』ができるのか」「『どう指導すべきか』の説明がなければ、市教委の指示を拒否する」と言いたいと思います。学校長には、そう言っている職員がいることを市教委に伝えていただきたいと思います。

もう一つ、生徒の声を聞いてみたいと思っています。

<質問1>
「君が代」の歌詞の意味を知っていますか。
<質問2>
国歌「君が代」の意味をきちんと教えてほしいですか。(以下のことを伝えて)
「君が代」は時代によって扱われ方が違い、意味が変わってきました。
①和歌としてつくられ、おめでたい席などでうたわれていたとき
②大日本帝国憲法の下、国歌的扱いをされ、臣民が天皇に対して歌う歌とされたとき
③1999年、国旗国歌法ができたとき(日本国憲法下での政府の解釈)

多くの生徒は、「君が代」の歌詞の意味を知らず、時代によって意味が変わってきたのなら、それを知りたいと思っているのではないでしょうか。その実態をつかんで、生徒の要求でもあることを示していきたいと思っています。

「君が代」を強制する側に立たされている1職員として市教委の責任を追及すること…それが、多くの人の努力で再任用され、教職員として学校に残ることができた私の責務であると感じています。D-TaC2年目ステップ集会の報告と今後の決意でした。今後ともよろしくお願いします。

松田さんより、闘争支援の訴え!集会にご参加を!

「君が代」起立・斉唱しない者の姿を隠し、歴史を隠し、「尊重」「敬意」を刷り込む「君が代」強制=戦争のための教育支配を許さない!

松田(大阪市)不起立処分撤回闘争にご支援を!

 2015年3月の卒業式での「君が代」不起立・不斉唱を理由として2015年5月に戒告処分を受け、大阪市人事委員会で処分取り消しを訴えている松田です。
処分の不当性を大阪市教育委員会に訴えていく中で、「君が代」強制とは何なのか、戦争に向かう教育支配の柱であることがはっきりわかってきました。

『国歌「君が代」をしっかり起立・斉唱するように指導せよ』と指示する教育委員会は、「国歌」一般の意義やそれへの態度については学習指導要領を持ち出して説明しても、「君が代」については、歌詞の意味も扱いの変遷も、学校に(教職員に)たいして一切説明していません。それを生徒に説明しようとすると、学習指導要領の指導目的である「尊重」「敬意」につながらないからと、説明を禁止します。「君が代」不起立の教職員に対しては、教職員の起立・斉唱を義務付けた国旗国歌条例と3度の処分で免職を規定した職員基本条例を盾に、徹底して弾圧し、不起立教職員が生徒の目にふれないようにしています。

要するに、「君が代」強制とは、「日の丸・君が代」に敬意を払わない、あるいは嫌悪している人間がいるという現実を隠し、すべての大人が起立・斉唱している場面を演出することで、子どもたちに「日の丸・君が代」に敬意を表す行動を刷り込み、戦争国家を支える国家政策に従順な人間に仕立て上げようとする「洗脳」「調教」の教育であるということです。そして、「君が代」起立・斉唱職務命令に完全に従わせる体制を作ることは、侵略戦争とそれを支えた国内体制、天皇のために命を捧げる教育への反省を学校から消し去ることを意味します。すなわち、「君が代」起立・斉唱への異議の完全封殺を許すことは、ほぼ戦争のための教育支配の完成を意味します。
そして、これらの実行過程は、行為の意味を問わない、自分の責任を逃れる保身の行動によって進められています。

「君が代」とは、天皇統治の永遠を願う歌として臣民に歌わせることで、召集令状が来た人に「おめでとうございます」と言わざるを得ない、侵略戦争を支える暗黒の建前社会を作った大きな一因となった歌であることが、子どもたちにきちんと伝えられなければなりません。そして、起立や斉唱がいやだと思う人の気持ちが尊重される対応がとられなければなりません。それを要求する闘いは戦争のための教育支配を許さない闘いとなります。

松田不起立処分撤回闘争をご支援ください。
 D-TaC(「君が代」処分撤回!松田さんとともに)への入会をお願いします。
 7月13日、D-TaC2年目ステップ集会にご参加を!

大阪市「君が代」不起立処分当該・グループZAZA 松田幹雄(連絡先:dtac@aol.jp)

「君が代」処分撤回!2年目ステップ集会

D-Tacは昨年の結成集会からまる1年を迎え、このたび、2年目を展望する集会を開催することにいたしました。

集会では、安倍政権が強行制定した違憲の戦争法を訴える戦争法違憲訴訟の弁護団長で、松田さんの訴訟の弁護団も引き受けてくださっている冠木弁護士にご講演いただきます。戦争国家づくりの中での「君が代」強制があり、松田さんとD-TaCの闘いはその状況を打ち破るものなのだということを明らかにし、今後の活動方針を論議したいと思います。

ぜひご参加ください。

チラシのダウンロードはコチラ

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松田さんの「君が代」不起立処分撤回
2年目ステップ集会

日時:7月13日(水)18:45
場所エ:ルおおさか708室

記念講演 冠木克彦弁護士(戦争法違憲訴訟・弁護団長)
「戦争国家づくりに突き進むアベ政治を許さないために!」

【松田さんの訴え】
大阪市教委は、人事委員会の弁明書で、私の不起立をできるだけ生徒に見えないようにしたと言っています。そして、「君が代」の歌詞の意味や扱いの変遷を生徒に伝えることを禁止しています。すべての大人が起立・斉唱する場面を強制によって「演出」し、生徒に「日の丸・君が代」への「敬意」を刷り込もうとしています。こんな戦争国家づくりのための「調教」「洗脳」教育は許せません。

D-TaC Democracy for Teachers and Children~「君が代」処分撤回!松田さんとともに~
HP:「D-TaC 松田さんとともに」で検索 Email:dtac(at)aol.jp